退屈
日常を描いているようで、空想的な微妙な違和感のあるワンシーン。人物の表情や振る舞いで作品の物語を解釈していただければ幸いです。
一見、前の登場人物3人の物語の構図かと思いきや、背景に溶け込んだ「車掌」の姿もあり、車内の空間の奥行きとともに作品のストーリー性にも重厚性を与えています。
作品のタイトルは『退屈』。サイズはA4です。
いろんな制約がある中、生きづらい世の中であることが正直、私の胸の心境を表しているのかもしれません…。
作品の中では自分のやりたいことを盛り込んだ作品が出来上がりました。マステと和紙の色合いと淡い緑の額縁が一体となり、大変マッチしているかと思います。