海底撈月
題材は海底都市で、京都駅前のから少し見下ろした北側の景色を描きました。昨今のコロナの影響でこのあたりの人影もまばらになってしまいました。行き交う人がすべていなくなったらと、そんなことを思うとまるで海の底に沈んでいるようなことになるだろうと…。どこか美しくも儚い景色を描いてみたかったのです。
サイズ:900×700
~picture story~
静寂が広がる京の街並み、目には見えない恐怖がこの都市を飲み込んだの だ。人の賑わいは消え、鳥のさえずりも聞こえなくなった。聞こえるのは 水の声。その音が、子守唄となり都市に夢を見させる。希望の光はこの街 に届くのか。私もまた夢を見ていた。