【京都　美術展】第38回関西扇面芸術展　出展レポート | 人気のアート作品作りを京都で体験できる習い事として人気を集めています

第38回関西扇面芸術展が先日、無事閉幕されました。ご来場頂いた方ありがとうございました。

今回は出展4回目にして初の入賞となりました。この展示会では自分の表現したいものを具現化しつつも、入場を目指した作品づくりをしていたので、受賞したときは本当に嬉しかったです。

京都で毎年開かれている展示会で、京都市は岡崎、平安神宮や京都市京セラ美術館もある京都市美術館で行われます。日本画や洋画はもちろん工芸として、切り絵やちぎり絵、押し花など多岐にわたる美術のジャンルが一堂に会する稀であり見応えのある展示会なのです。

そんな格式もある展示会で、今回京都新聞賞を頂きました。

頂いたのは「風神雷神〜薫風の誘い」です。

この作品は、今までモチーフにしてこなかった風神雷神をとりいれ、切り絵でできるインパクト、迫力のある表現を目指しました。

タイトルにもあるように、この絵は風神のメインの絵なので、風神にフォーカスして、生き生きとした表情風をきる体の動き、構図や描写にはこだわりを取り入れました。

俵屋宗達が描いた風神雷神図屏風が原案ではありますが、shimesheepの世界観に落とし込み現代アートとして昇華したshimesheepとしての作風の確立に一歩近づいた作品なのではないかと思います。

こちらの「風神雷神〜激昂の雷霆」は、もう一方の作品も引き立てつつ、雷神の力強さが顕著に表れた作品ではないかと思います。

切り絵のもつ立体的なせり出した感じ、ダイナミックさはあったのですが、繊細さや精密さは物足りない印象だったのかなと我ながら反省点ではあります。

今回入賞しただけに来年へ向けての目標もさらに高くなりました。

今から来年、出展する作品の構想を徐々に練っていければと思います！

来年もお楽しみに〜。