【切り絵のよもやま話4】切り絵に使う用紙について
よもやま話シリーズ第4弾です。切り絵に使われる紙についてお話していければと思います。
紙とカッターがあれば、それだけで成立してしまう絵それが切り絵のいいところです。当然のことながら、画材としての「紙」はとても重要なアイテムなのです。どんな紙を使えば、自分の表現したい絵ができるのか、どんな紙を使えば、切りやすいのか。私の知るかぎり解説できればと思います。
切り絵といえば黒い紙をベースにして、線を切っていくのがベーシックだと思いますので、まず黒い紙のおすすめから。
一つ目は、ダイゲンさんの切り絵専用用紙です。規定のサイズ、A4やA3などの品揃えもあり、サイズ指定も対応可です。(20枚~の注文になりますが)
黒い紙だけでなく、いろいろな切り絵専用紙の品揃えがあります。きらきら、色付きなど、詳しくは下記リンクから。
二つ目は、カワチ画材さんの濃黒切り絵専用用紙です。「濃黒切り絵用紙」は主に3種類あり、どれも用途によって使い道が 異なります。
自分の作風、やり方にあったものを選ぶといいです。一番スタンダードなものは下記リンクからご確認ください。
次に白い紙のおすすめを紹介します。
片艶用紙/43kgです。
紙の厚みが薄く、密度も高い紙として切り絵に適していると思いました。片面が光沢がかっているので、用途に合わせて光沢感を出したいときはこちらの面をつかってみても良いかもしれません。
密度があると紙の繊維がしっかりつまっているので、細かい切り抜きがしやすいです。
紙の購入が難しい場合、そこまでお金がかけられない場合には、「プリンター用のコピー紙」をつかうのもよいでしょう。
上記の紙に比べて少し厚手になりますが、密度が高いので切り込みはしやすいです。手軽に調達できるものなので、ぜひお試しください。
以上、よもやま話、第4弾でした~。
またの投稿をお楽しみください。
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