【切り絵のよもやま話2】デザインナイフの選び方
切り絵のよもやま話、第2弾今回は、切り絵に使用するデザインナイフについてです。
「いざ切り絵をはじめようとしてもどういったデザインナイフをつかっていいのかわからない。」という方も多いはずです。
デザインナイフという特殊な道具ですが、意外にもその種類はさまざまなのです。
市販品で購入すると、だいたい1つの専門文房具店、雑貨店でもせいぜいその品は2,3種類程度です。世の中にはたくさんのデザインナイフがありますので、それらをご紹介できればと思います。
デザインナイフを選ぶ基準ですが、主に、柄の太さ・形状、刃先の形(角度)、見た目、グリップ力等ありますが。個人差がありますので、こんな作品をつくる方・作りたい方はこのデザインナイフをといったような形で紹介します。
①NTカッター D-500GP
私も初期からつかっていたデザインナイフです。グリップ力があり、太い柄が好みの方におすすめです。刃先も30度と45度がついていますので、お好みに付け替えできます。
安定感がありますので、長時間さわっていても指に疲れがこないのもあります。長い直線を切りたいときにぜひおすすめしたい代物です。
②NTカッター SW-600GP
shimesheep愛用のデザインナイフです。刃がついた軸が回転する「スイブルメカ」により、なめらかな曲線を切り抜けます。切り絵といえば基本的にはまっすぐ切るのが基本でもありますが、その常識から外れた革新的なデザインナイフですね。
私は何もかもこの1本で切っております。
〇を切るのときの時間短縮にもなりますので、おすすめです。
③DS-800P NTカッター
Φ6mmの細軸タイプのデザインナイフです。私は使ったことがないのですが、一段と細かい清精密作業には最適です。先端に針がセットでき、用途はさまざまですが、いろんな活用法が期待できます。刃先30°刃のみです。
硬い柄なので、ゴムグリップになれている方は長時間の使用が難しいかもしれません。
今回、私がよく使うNTカッターに注目して紹介いたしました。
また機会があれば他のメーカーさんのデザインナイフもご紹介できればと思います。
ではまた、第3回でお会いしましょう。
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