【切り絵のよもやま話1】光と影の表現が美しい
切り絵のよもやまと題しまして、切り絵にまつわる豆知識やためになるかもしれないお話を投稿していきます。
一応シリーズ化していきますので、よろしくお願いいたします。
カッターで切り取った紙をもう1枚の紙に重ねるというのが、簡単にいえば切り絵ですが、この重ね方でさまざまな見え方をします。
貼り付けるように重ねれば、陰影がはっきりした絵になりますが、浮かせるように重ねれば、もう1枚の紙に切り絵の影ができます。影絵ができるということです。
この重ね方では作風はがらりと変わります。
また作品の照射するスポット、光の当て方でも表情変化します。
これは「クリームソーダ」です。
暗がりでライトをあてると、後ろに影ができます。明るくて爽やかな作品ですが、こういった演出を加えることで、高級感、落ち着いた雰囲気が出るかと思います。
他にもクラフトビールやワイン等、上品な雰囲気を出したいときに向いているかもしれませんね。
こちらの作品は光を作為的に立てることがなくても成り立つ作品ですが、他の作家さんがつくられる作品には、光を当てないと作品の全貌がわからない作品もあるなど、切り絵というのは、いろんな作品があって奥深いです。
現在の展示会、切り絵博覧会にむけて作品づくりをしております。
この作品が光の演出を十分に生かした作品になっております。まだまだ未完成なので、お披露目はまだ先になりますが、いろんな仕掛けを盛り込んだ作品にしたいと思いますので、楽しみにしていただければと思います。
以上、
切り絵のよもやま話でした。
また次回!!
不定期に更新していきます!
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